小さなはじまり

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このブログはグループ展「小さなはじまり~願いを叶える始まりの春~」に参加するにあたり、同時に企画された「小さなはじまりマガジン」で掲載したnoteの記事を、一部加筆をして転記しています。
(原文noteはこちら

ご縁があり、3月末に開催されるグループ展「小さなはじまり~願いを叶える始まりの春~」に参加させていただくことになりました。今日はテーマにある「小さなはじまり」「願い」「叶えたい夢」について綴ろうと思います。

心の外側の表現

「小さなはじまり」は、この言葉に出会った時かもしれません。

『形直影端(かたちなおければ かげただし)』

禅の言葉

「身体の姿勢が美しければ、その影も自然と美しくなる」という意。
影はその人の心を表し、所作や振舞いの美しい人は、映し出される心の影も美しいと言われています。

絵を描き始めてから、身体感覚や表現に、心の矢印が向いています。
所作や振舞いが与える影響力(=映し出される心の影)は、作品にも影響すると考えています。
作品は心の内側ではなく、心の外側(影)の表現だと思います。

身体が“感覚”をどう捉えているか、その身体感覚を作品に伝えられないかと、日々問い続けています。

「喜びは身体が大きくなる」
「悲しみは身体が縮こまる」
この感覚にしても、人それぞれ受け取り方が違うと思います。

例えば、この写真からどんな感覚を受け取りますか?

この時に受け取った感覚が、表現に伝わり、作品の中で生きます。
そして、この感覚を出来るだけにごりのない、純度の高い感覚として伝えたい。
なぜならそれが、他に変えられない自分の感性だからです。

『自分が感じたことを、作品を通して伝えられたら』
それが僕の小さな願いです。

小さな願い

誰かと繋がることは、喜びであり、癒しであり、救いになります。

ポジティブなものだけが癒しになるわけじゃなく、
ときに傷そのものが、誰かのことを救うこともある。

ドローイングと共に投稿した言葉です。
どんな芸術表現であっても、誰かの救いになると信じています。
そこで他者と繋がりを感じたら、これほど嬉しいことはありません。

あらためて、夢

先日、グループ展の会場となる『間 ‐aida‐』へ行きました。初対面の方が多かったのですが、場の柔らかさ、温かさのおかげで、穏やかな時間を過ごせました。

間 ‐aida‐

ふと、帰り道に「人それぞれの人生がある」と、一人一人の孤独を感じました。それは感傷的なものではなく、かけがえの無い孤独で、まるで大切に扱う硝子ガラス玉のようでした。そんな『間 ‐aida‐』の追憶もここに記します。


最後に、仕事やプライベートの合間を縫い、グループ展の準備をしてくださっている運営メンバーに大変感謝しております。

A dream you dream alone is only a dream.
A dream you dream together is reality.
「ひとりで見る夢はただの夢、一緒に見る夢は現実になる」

ジョン・レノン

皆さんの夢の一員に迎え入れてくださり、ありがとうございます。
良いグループ展になるよう、今自分が感じることを描きたいと思います。

本当の最後に。
夢は日々の暮らしを「祝福する花」を描き続けることです。

展覧会情報

展覧会名
小さなはじまり~願いを叶える始まりの春~

開催期間
2025年3月20日(木)〜3月23日(日)

開館時間
18:00~23:00
※3月23日(日)は13:00~16:00も営業予定
入場無料(ワンオーダー制)

会場
間 – aida –

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