Rollで開催されている「浅井健一 個展 “Candy Store”」を訪れました。
浅井健一(ベンジー)といえば、BLANKEY JET CITYやSHERBETSのボーカル・ギタリストとして知られる存在ですが、彼の描くキャンバスには、音ではなく“色と線”で奏でるロックンロールが広がっていました。

今回の展示は、3年半ぶりとなる個展。
同時刊行された詩集『ひょっとしてすごい詩集』と合わせて、浅井健一というアーティストの“純粋さ”と“自由”を改めて感じる時間になりました。
会場の印象 ― 「No.105」というステージ
会場は、Rollというマンションの一室。
何でもない場所なのに、どこかスリリングな空気が漂っていました。
部屋のプレート「No.105」ですら格好良く見えるのは、きっとベンジーの魔法です。

部屋の中には、ベンジーのこれまでのキャリアの楽曲がランダムで流れていました。
音と絵が混ざり合い、静かだけど熱を帯びた空間。
壁には、バイク、車、街、そして夕焼け。
まるで“ベンジーの心のガレージ”を覗いているようでした。
夕焼けの赤 ― 絵の中に燃えるロックンロール
特に印象に残ったのは、作品全体を包む“夕陽の赤”。
この赤はただの背景色ではなく、命と純粋さが燃える象徴のように感じられました。

BLANKEY JET CITYの歌「綺麗な首飾り」の歌詞を思い出します。
夕焼けの色が本当の世界の色だとしたら
すべての小さな子供達に
今すぐその事を伝えなくちゃいけないだろう
何よりも先に
燃えて行くあの空が夜に消えて行く前に
(BLANKEY JET CITY「綺麗な首飾り」より)
この「夕焼けの赤」は、まさにその“本当の世界の色”。
ベンジーは絵の中で、それを見せてくれているのだと思いました。
詩集『ひょっとしてすごい詩集』 ― 歌うような言葉たち
展示の最後に、詩集『ひょっとしてすごい詩集』を手に取りました。
ページを開いた瞬間、「うわあ、ベンジーの歌だ」と思いました。
詩というよりも“音楽”に近い。
ユーモアがあり、どこか身近で、日常の中の違和感を愛おしく描いている。

特に印象的だったのは、この一節です。
思い出は雪だから
透き通った水へ帰っていくだけ
(SHERBET「水」より)
この詩は、記憶や時間の儚さを、美しさとして包み込んでいる。
絵画もまた同じで、彼の筆の中には“溶けていく記憶”が描かれていました。
絵と詩の共鳴 ― 純粋さという名のロック
浅井健一の絵と詩の共通点は、“純粋さ”。
命の輝き、美しさ、自由。
そして少しの不良っぽさ。


どの作品にも「子どもの頃に見た夢」のような透明な熱があります。
それは、彼がずっと描き続けてきた“純粋のロックンロール”そのもの。
想像力のカプセルを受け取って
展示を後にして感じたのは、「想像力のカプセル」を受け取ったような感覚。
ベンジーの絵を見ていると、自分の中の想像力が呼び覚まされる。
もっと自由に描いていい、もっと純粋でいい。
そんなメッセージが、静かに胸に響いてきます。

想像力は、誰にでも宿る“燃料”のようなもの。
それを信じ続ける限り、人はどこまでも遠くへ行ける。
この展示は、そのことを思い出させてくれました。
浅井健一という“自由”
マンションを出ると、少し曇った空気が流れていました。
白い外壁の古い建物。
でも、その静けさの中に、確かに色があった。
ベンジーの描いた「夕焼けの赤」を、心の中に見ていました。

浅井健一の作品は、音楽も絵も詩も、すべて「自由」へとつながっています。
それは、誰かの真似ではなく、自分の中の“美しさ”を信じる勇気。
「Candy Store」は、その自由をもう一度手にするための場所でした。
展覧会情報
展覧会名
浅井健一 個展 “Candy Store”
開催期間
2025年10⽉24日(金)― 11月16日(日)
開館時間
13:00-20:00
休館日
木曜
会場
Roll
Webサイト
https://yf-vg.com/roll/kenichi.asai-candy.store.html

このままでいいのか、立ち止まって考える時間を。

仕事や日々の選択を重ねながら、
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大きな不満があるわけじゃない。
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コーチングは、
その違和感をすぐに解決したり、
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- 頭では分かっているのに、気持ちが追いつかない
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無理に変わらなくていい。
コーチングは、
“誰かになる”ためのものではなく、
自分の状態を確かめ、整えるための時間です。
立ち止まり、話し、考えるうちに、
自然と次の一歩が見えてくることがあります。

小さな問いが、
これからの選択を静かに変えていくこともあります。
答えを急がず、
今の自分に耳を澄ませる時間を、よければご一緒に。
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