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杉本博司「絶滅写真」感想|東京国立近代美術館で、ずっと海の中にいた
東京国立近代美術館で開催中の「杉本博司 絶滅写真」を観てきた。 展示を出た直後に残っていた感覚は、とても静かなものだった。ずっと海にいたような気がした。 美術館に行って、作品を観て、順路に沿って歩いて、説明を読む。いつもならそういう「鑑賞し... -
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ピカソ meets ポール・スミス感想|遊び心のある空間で、ピカソの動きに入り込む
国立新美術館で開催中の「ピカソ meets ポール・スミス 遊び心の冒険へ Picasso, through the Eyes of Paul Smith」を観てきました。 今回の展覧会は、パリ国立ピカソ美術館のコレクションを中心に、ピカソの作品をポール・スミスのアートディレクション... -
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東京都美術館「アンドリュー・ワイエス展」感想|境界に立つとき、心が動き出す
東京都美術館で開催中の「東京都美術館開館100周年記念 アンドリュー・ワイエス展」を観てきました。 連休中だったので人は多かったのですが、会場は思っていたほど混雑しておらず、静かな空気がありました。けれど、その静けさの中に入っていくとき、少し... -
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チュルリョーニス展と《レックス》|宇宙の大きさに触れた感覚について
チュルリョーニス展で、ひとつの絵の前から動けなくなった。 《レックス》という作品だった。 画面の中央に立つ巨大な存在と、その足元に置かれた小さな地球。その大きさの落差を見たとき、どこかで自分の中の尺度が、少しだけ外れる。 それまで見ていた風... -
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安野光雅展に行ってきた|旅の絵本の世界に入り、静かな時間が流れた(立川PLAY! MUSEUM)
立川のPLAY! MUSEUMで開催されている「安野光雅展」に行ってきました。会場に入ってすぐ、あの『旅の絵本』の風景が、壁いっぱいに広がっていました。 気づけば、歩く速度がゆっくりになっていました。息も、少しだけ深くなっていたように思います。 イギ... -
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下村観山展(東京国立近代美術館)|見えていなかったものに気づいた日
3月中旬、東京国立近代美術館で開催されている下村観山展を訪れた。きっかけは、山田五郎さんのYouTube「山田五郎 オトナの教養講座」でこの展示が紹介されていたことだった。 展示室に入ってしばらくは、うまく言葉にできないまま、ただ立ち止まっていた... -
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高木由利子「Threads of Beauty」|黒の奥で、人が息をしていた — Bunkamura最後の展示室
渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで開催されている、高木由利子 の写真展「Threads of Beauty 1995–2025」を見てきました。 展示室は暗く、壁や配管がむき出しのまま残されています。作品の前に立っていると、写真の黒の奥から、人の気配がゆっくりと浮か... -
Art
テート美術館展「YBA & BEYOND」を国立新美術館で見てきた|コンセプトの時代に、身体の絵を見る
国立新美術館で開催されている「テート美術館展 YBA & BEYOND 世界を変えた90s英国アート」を見てきた。 90年代の英国アートを象徴するYBA(Young British Artists)。コンセプトを前面に押し出した作品が並ぶこの時代の空気を、いつか実際に体感して... -
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東京都美術館 スウェーデン絵画展|北欧の光が映す、日常のかがやき
東京都美術館「スウェーデン絵画展」とは|北欧の光と日常のかがやき 東京都美術館で開催されている「スウェーデン絵画 北欧の光、日常のかがやき」を訪れました。 本展は、19世紀末から20世紀初頭にかけての“スウェーデン美術黄金期”に焦点を当てた、日本... -
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SOMPO美術館「モダンアートの街・新宿」レビュー|佐伯祐三《壁》に足が止まった日
平日に時間ができて、ふと思い立ってSOMPO美術館へ向かった。チラシに載っていた佐伯祐三の《立てる自画像》を、少しだけ見てみようと思ったのがきっかけだった。 SOMPO美術館「モダンアートの街・新宿」 展示室は静かだった。新宿という都市の名を冠した... -
Music
浅井健一 個展「Candy Store」感想|夕焼けの赤に宿る、純粋さとロックンロールの詩
Rollで開催されている「浅井健一 個展 “Candy Store”」を訪れました。浅井健一(ベンジー)といえば、BLANKEY JET CITYやSHERBETSのボーカル・ギタリストとして知られる存在ですが、彼の描くキャンバスには、音ではなく“色と線”で奏でるロックンロールが広... -
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「柚木沙弥郎 永遠のいま」展レポート|“生きること”をアートにする、命のリズム
静かな朝の光の中、東京オペラシティ アートギャラリーの入口に立った。「柚木沙弥郎 永遠のいま」。その文字の下に広がる黒と生成りの模様は、どこか呼吸しているようだった。平日の開場直後にも関わらず、すでに多くの人が集まっていた。それでも会場は...
