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画家が描きたかった、ブルターニュの風景
このブログは、ブルターニュ地方をテーマにした国立西洋美術館の展示会「憧憬の地 ブルターニュ」について紹介しています。約160点の作品が一堂に展示され、ポール・ゴーガン、クロード・モネ、リュシアン・シモン、シャルル・コッチ、黒田清輝、久米桂一... -
鋭い感性を秘めた画家 エゴン・シーレ
【自我の研究】 エゴン・シーレ 東京都美術館 エゴン・シーレは、非常に感受性が豊かな芸術家だったと思います。彼が描く作品は、そのナイーブな視線の先にある世界そのものだと感じられます。 すべての芸術家は詩人でなければならない。 エゴン・シーレ ... -
佐伯祐三が描いた自画像としての風景
このブログは、30年という短い人生でパリの街並みを描き、傑作を残した伝説的な画家、佐伯祐三について紹介しています。彼の内面を浮き彫りにするかのような風景画、そして反芻して得た境地を表現するマチエールや線など、彼の作品の特徴について触れてい... -
歩みつつ振り返る、東博150年の国宝たち
【東博150年を追体験する】 やりました!東京国立博物館創立150年記念 特別展「国宝 東京国立博物館のすべて」 もう事前予約制なのでチケット争奪戦で公式サイトからだとアクセスしないなど・・・様々な困難を経てやっと取れました(笑) 明治からの東博の... -
junaida展「IMAGINARIUM」-光と闇、想像の美術館-
【ため息がでるほどの圧倒的な世界観】 立川にあるPlay!に行ってきました。ここは絵本を中心とした企画展を多く開催するまだ新しい施設です。平日に行ったこともあって当日券のチケットがありお客さんも少なく空いていましたよ。※土日祝日は恐らく予約しな... -
岡本太郎が爆発させたもの
【なんだ、これは!?】 東京都美術館 平日なのに人がいっぱいの上野恩賜公園。「みなさん何しに来ているのだ?(←あなたもそう)」と思いながら西洋美術館の前を素通りし奥へ奥へと。お馴染みの東京都美術館です。いつもは右からの写真が多めですが今回は... -
ヴァロットンの黒と白で物語るドラマ
【世界有数のヴァロットン版画コレクション】 三菱一号館美術館 11/3は文化の日!いざ芸術鑑賞へ!!とのことでやってきました。(ちなみに文化の日は「晴れの特異日」らしいですよ、初めて聞いた言葉です)。 ここは煉瓦作りで本当にお洒落ですよね、今日... -
巨匠たちの渦に巻き込まれる至福の時(ピカソ・マティス・クレー・ジャコメッティ)
【「ピカソとその時代」本展のオススメの歩き方!】 早速行ってきました、結論から申し上げるとリピートありありのありです(笑)もう興奮するくらい巨匠たちの渦に巻き込まれてしまうような至福の時間でした。これから激混みが予想されるので理想のプラン... -
とっても盛り沢山な新しい美術館!?
【アーティゾン美術館】 東京駅から八重洲口を出て真っ直ぐ、日本橋や京橋あたりにある美術館。元々はブリヂストン美術館でしたが改名したんですね。ビルのフロントも綺麗ですし建物の中も開放的な空間です。 入場もスムーズ、なんだか都会にある新しい美... -
イスラエル博物館所蔵 印象派・光の系譜 ― モネ、ルノワール、ゴッホ、ゴーガン
【光を表現すること】 印象派はやはり光の表現がテーマなんだなと、あらためて思います。室内で描く貴族の絵や宗教画から、外の自然を描くようになり自然光の美しさや水面の揺らめきに心惹かれていったのだと思います。 まだまだ観たことのないゴッホも来... -
ザ・フィンランドデザイン展 ―自然が宿るライフスタイル
【かわいい、そして機能的】 渋谷駅から出発しBunkamuraへ行くときはこのディスプレイが楽しみで仕方ないです。今回はフィンランドのデザイン展のせいか収まりがいつもより馴染んでいる気がします(多分気のせい) 建物に入るとテキスタイルでお迎え、ムー... -
神秘と象徴の中間:草間彌生のモノクローム
【草間彌生美術館】 草間彌生さんと言えばドット、かぼちゃのオブジェ、奇抜、天才などなど、連想されるキーワードは皆同じかもしれませんね。それくらい強烈なインパクトがあり、現役で今もこの瞬間も新たな作品を生み続けている日本を代表とするアーティ...