ゲルハルト・リヒター展

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感情のノイズが訴えてくる

抽象絵画はシンプルに感情を訴えてくるように思います。
この作品《ビルケナウ》はアウシュヴィッツ強制収容所で密かに撮られた4枚の写真をもとに描かれたもの。本展でその写真の撮影許可はなかったのですが《ビルケナウ》の隣に展示されていました。

アウシュヴィッツ強制収容所で起きたこと、それがダイレクトに感情のノイズとして描かれたものが本作だと受け止めました。

この作品を読み解き続けると感情の渦の中に飲み込まれてしまいそうでした。

リヒターさんはこの作品を完成したあと、絵を描く喜びを知ったようです。自身の中に大きな荷物を抱えていたのでしょうか。

抽象のようで具象にも見える

晩年のモネの睡蓮のよう、抽象絵画であるように見えて画家が描きたいものが浮かんでくるようです。篠田桃紅さんの時もそうでしたが抽象絵画は作品と対峙する時間が長いです。

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カラー・チャート、色彩の遊びと言っても良いかもしれませんね。これ自体に何の意味があるかは分かりませんが強い印象があります。

芸術作品はそこに存在するだけで価値があるもの、逆に言うと存在価値を感じることができないものはアートと呼ぶには難しいのかも。

そういえば、本展は東京都現代美術館でやっているもんだと勘違いしていました(笑)
東京国立近代美術館との違いは何でしょうね。あっちはもう少しデザインや商業的な要素が強いのかな、今度調べてみよう。

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Tomorebi

Tomorebiは、Tomo + Komorebi(木漏れ日)から生まれた言葉です。
「光が当たる場所とそこに映る影を描く」ことをテーマに日々の暮らしに寄り添う作品を描いています。
暮らしの中にあるさまざまな景色や抽象的な表現を通じて、新しい景色や感覚を得られたら幸いです。

Gallery Tomorebi

誰かの生活や営みを豊かにしたいという思いから、「Gallery Tomorebi」を始めました。
「Gallery Tomorebi」は、アートを手軽に手に入れることができるギャラリーサイトです。

Gallery Tomorebi
Gallery Tomorebi 毎日の暮らしを豊かにするアートギャラリーです。 部屋のアクセントになるような、誰かの暮らしや営みが豊かになる作品を販売しています。

あなたの暮らしを彩る作品を提供し、毎日の暮らしを豊かにすることを目指しています。
どうぞ、よろしくお願いします。

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猫や動物から花、ピアノなど様々なモチーフを描いた作品をオリジナルアイテムで販売。Tシャツやトートバッグ、スマホケースやアクリルスタンドを展開しています。

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