東京都美術館– tag –
-
Art
田中一村展レビュー:奄美の自然が放つ神秘の輝き|東京都美術館2024
静謐な空気が漂う東京都美術館で開催中の「田中一村展 奄美の光 魂の絵画」。一歩足を踏み入れると、和のテイストを醸し出す木の柵に導かれ、まるで異世界への扉を開くかのような体験が始まります。 心揺さぶる珠玉の作品たち 田中一村展 奄美の光 魂の絵... -
Art
深遠な体験「大地に耳をすます 気配と手ざわり」をレビュー
東京都美術館で開催されている展示会『大地に耳をすます 気配と手ざわり』を訪れました。地下に広がる会場に足を踏み入れると、エスカレーターで降りる瞬間から日常の境界を越え、大地の奥深くに入り込むような感覚が私を包み込みました。まるで地球の心臓... -
Art
印象派展 2024 をレポート!ー 印象派の魅力に触れる旅 ー「印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵」
第1回印象派展から150周年を迎える2024年、東京都美術館で開催されている「印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵」の展覧会に足を運びました。この展覧会は、印象派がヨーロッパからアメリカへ広がった影響を追い、ウスター美術館の貴重なコレク... -
Art
マティス展:フォービズムの巨匠が創り出す色彩とリズムの魅力
20世紀芸術の巨匠アンリ・マティスの大回顧展が約20年ぶりに開催されました。パリのポンピドゥー・センターが世界最大規模のマティスコレクションを所蔵していることでも知られる中、今回の展覧会では名品約150点が紹介されました。フォーヴィスム運動の夜... -
Art
鋭い感性を秘めた画家 エゴン・シーレ
自我の研究 エゴン・シーレ 東京都美術館 エゴン・シーレは、非常に感受性が豊かな芸術家だったと思います。彼が描く作品は、そのナイーブな視線の先にある世界そのものだと感じられます。 すべての芸術家は詩人でなければならない。 エゴン・シーレ エゴ... -
Art
岡本太郎が爆発させたもの
なんだ、これは!? 東京都美術館 平日なのに人がいっぱいの上野恩賜公園。「みなさん何しに来ているのだ?(←あなたもそう)」と思いながら西洋美術館の前を素通りし奥へ奥へと。お馴染みの東京都美術館です。いつもは右からの写真が多めですが今回は左か... -
Art
芸術と時間
The Arts and the Hours https://youtu.be/qTwqBVt2Clw 今回訪れた展示会でヴィキングル・オラフソンの「芸術と時間」を思い出しました。芸術に時間の流れを感じると視界が開けたような感覚があります。 ボストン美術館展 芸術×力 晴れた日の美術館が遠景... -
Art
スコットランド国立美術館 THE GREATS 美の巨匠たち
展覧会の入り口 この雰囲気が好きです、特に写真よりもう少し暗めの夕暮れ時なんて神秘的です。外の世界と切り替わり、展覧会の世界観にスッと入っていけるような非日常的な体験ができます。 巨匠たちの解釈と回答 巨匠たちの作品はグッと作品に引き込まれ... -
Art
ドレスデン国立古典絵画館所蔵 フェルメールと17世紀オランダ絵画展
本物と修復後 「本物はいい!」と思える展示でした。今回の目玉はフェルメールの「窓辺で手紙を読む女」。解析の結果、背後に天使がいたとあり、しかも本人が消したものではないと判断したため修復したとのこと。埃の層がフェルメールの生きてた時代と違う... -
Art
ゴッホ展──響きあう魂 ヘレーネとフィンセント
朝の東京都美術館 東京都美術館の建物が好きです。外は煉瓦造り、中は近代のモダン建築。綺麗なオレンジ色の壁が目に止まります。 朝9:20、日時指定券を購入して美術館へ。もう外までこんなに並んでる?!(と思ったけど開館前でした)若冲展の時のように... -
Art
イサム・ノグチ 発見の道
無限に広がる宇宙 「黒い太陽」「あかり(インスタレーション)」 イサム・ノグチ、知っているようで知らないアーティストでした。いつも絵画ばかり見ていたので「自分に彫刻の良さが分かるのか?」と思ったのですが、そこに在る彫刻が生命体であったかの... -
Art
没後70年 吉田博展
自然崇拝 けれども私は自然を崇拝する側に立ちたい―。 吉田博 圧倒的な美しさでした 木版画だけでなく、水彩画や写生帖も好きでした。 自然を愛すること生活を愛すること世界を別け隔てなく愛すること 自然や日常、人を受け入れる心の豊かさと深さが作品か...
1