芸術と時間

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The Arts and the Hours

今回訪れた展示会でヴィキングル・オラフソンの「芸術と時間」を思い出しました。芸術に時間の流れを感じると視界が開けたような感覚があります。

ボストン美術館展 芸術×力

晴れた日の美術館が遠景からワクワクします。
周囲の木々と調和した東京都美術館の外装がとても好きです。町に美術館があるって良いなと、心の豊かさを潤す場所だと思っています。
それにしても建築って面白いですよね(沼)

本展は「芸術と力」に焦点を当てた展示です(コロナもあって2年越しの開催だそう)。
力ってなんでしょうね、階級・権力・威厳。
芸術はそうした力を持った人たちの権威の象徴として描かれていたました。でも今の時代とはあっていないのでピンときません。
神獣や刀、何かに権威を置き換えて表現することもあります。信仰のための芸術であったり。

んーどれもピンとこない、きっと自分のバックグラウンドにない話なんだろうな(もちろん作品は目を惹くものがありましたよ!)。

何よりも、力の誇示から表現へと芸術は変わったのだと思います。
芸術は時間を経つと価値が変わってくる。当時「権威の象徴」として描かれた絵も今は鑑賞作品として価値が移り楽しませてくれる。むしろ権威の衣を脱いだ後の方がむき出しの美しさが観えてくるかも。

自然の芸術

明治神宮は人の手によって作られた杜。
百年先を想像して植林されたそうで一昨年に初めての百年が訪れました。

夏は様々な緑が広がっていて好きです。
まさに、人の手がつくった芸術と時間ですね。

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