最近、身体やムーブメントに興味が向いている。
きっかけは、プロセスワークでムーブメントを扱う講座に参加したことだった。
身体を動かしているうちに、自分が想像していた以上に普段とは少し違う意識の状態に入るような感覚があった。
そこで何か明確な答えを得たというより、その体験を境に、身体やムーブメントに関する情報が以前より目に入るようになった。
身体についての本も何冊か買った。
まだ積読だけれど。

Instagramでも「ムーブメント」や「ダンシングセラピー」などを検索するようになった。
そんなある日、コンテンポラリーダンスの入門ワークショップの広告が出てきた。
興味を持つと必要な情報を引き寄せる、という話にも見える。
たぶん実際には、Instagramのアルゴリズムとマーケティングである。
でも、こういう偶然はけっこう好きだ。
近場で開催されていて、初心者向けの入門クラス。
呼吸や身体の流れにも触れるような内容で、料金も試しやすかった。
ダンス経験はほとんどない。
それでも、「一度やってみようかな」と申し込んだ。
なお、この記事はコンテンポラリーダンスや参加したワークショップそのものを評価するものではない。
ダンス初心者の僕が初めて参加して、その場で身体に起きたことを記録したものだ。
5分前に着いたら、みんなもうストレッチしていた
当日、開始5分前くらいに会場へ着いた。
中に入ると、すでにみんなストレッチをしていた。
準備万端である。
こちらはコンテンポラリーダンスどころか、ダンスそのものがほぼ初心者。
一応、動きやすい服では来た。
ただ、かなり私服寄りだった。
周囲を見て、
「これは服装を間違えたな」
と思った。
普通に恥ずかしい。
講師の方が名前を覚えている参加者もいて、リピーターもいるようだった。
一番端の場所へ行った。と言うよりそこしか空いていなかった。
あとから分かったのだけれど、初心者が端にいるのは必ずしも正解ではなかった。
振付で身体の向きが変わると、他の人の動きが見えなくなることがある。
難易度を上げていた。
想像していたより、ちゃんと「ダンス」だった
前半は、ボールを使って身体を動かしたり、ストレッチのような動きをしたりした。
「踊る瞑想」と案内があったため、僕はもう少し身体感覚をじっくり追いかけたり、瞑想的な時間があったりするのかなと想像していた。
実際には、思っていたよりずっと「ダンスのレッスン」だった。
そして後半、振付が始まった。
心の中では、
「え、もう踊るんですか」
となっていた。
もちろん入門クラスなので、一つひとつの動きはゆっくり教えてくれる。
一つだけなら、なんとなくできる。
でも、それがつながっていくと急に分からなくなる。
腕を動かして、脚を運んで、向きを変えて、重心を移す。
さっきまで分かっていた動きが、次の動きとつながった瞬間にどこかへ消えていく。
最後は音楽に合わせて、一連の振付を踊った。
すべての動きに馴染めるわけもなく、初回なので普通にカオスだった。
それでも、楽しかった。
「頭ではわかる」と「身体ではわかる」は違う
今回いちばんおもしろかったのは、踊れたかどうか以上に、頭では理解できても身体ではわからないことがあると実感したことだった。
たとえば、重心。
説明を聞けば、言っていることはなんとなく理解できる。
でも、自分の身体の重さをどこへ預ければいいのかとなると、急に分からなくなる。
「胸を開く」という動きもそうだった。
日常生活で「胸を開く」と聞くと、姿勢を正して胸を張るようなイメージがある。
でも、ダンスの中で求められる身体の開き方は、それとは少し違った。
頭にはイメージがある。
でも、身体がその通りに動いてくれない。
感覚としては、まだその動きを身体が知らないようだった。
何度も繰り返すことで、少しずつ身体の中に道ができていくのだろうか。
普段の仕事や読書では、分からないことがあれば言葉や情報を増やして理解しようとすることが多い。
検索すれば答えが出てくることもある。
でも、今回の「分からない」はそれとは違った。
説明を聞いても分かる。
見本を見ても分かる。
それでも、自分の身体ではまだ分からない。
その差が新鮮だった。
ダンス初心者でも、普通に汗だくになる
終わったころには、かなり汗をかいていた。
入門編とは。
普段、これだけ全身を使って動くことがほとんどない。
歩くとも違う。
筋トレとも違う。
ストレッチとも違う。
身体のいろいろな場所を使いながら、音楽の中で動いていく。
振付を覚えようとすると頭も使うし、動こうとすれば身体も使う。
うまく踊れた感覚は、まだ全然ない。
それでも、またやってみたいと思った。
今回参加したワークショップは不定期なので、もし継続的にやるなら、ダンス教室やジムなどで定期的に参加できるクラスを探してみるのもいいのかもしれない。
少し前まで、自分がコンテンポラリーダンスをやってみようと思うこと自体、想像していなかった。
身体感覚やムーブメントの、まだ入口
今回参加したからといって、身体感覚について何か大きな発見をしたわけではない。
コンテンポラリーダンスが分かったわけでもない。
むしろ、
分かる動きがある。
全然分からない動きもある。
頭では理解できる。
でも身体がついてこない。
汗だくになる。
それでも楽しい。
今のところ、それくらいだ。
ただ、僕にとってはその「それくらい」がけっこうおもしろかった。
プロセスワークのムーブメントから始まって、本を買ったり、検索したり、Instagramに広告が出てきたりして、気づけばコンテンポラリーダンスを踊っていた。
何か大きな目標があって始めたわけではない。
自分の中に出てきた「少し気になる」を追いかけてみたら、これまで知らなかった身体の使い方に出会った。
そして、頭では分かっても、身体ではまだ分からない領域があることを知った。
身体感覚やムーブメントについては、まだ入口に立ったばかりだ。
分かったことにするより、分からないまま、もう少し触れてみたい。
とりあえず今日は、めちゃくちゃ疲れた。

自分を信頼し、自分の人生を選んでいく。

今ある悩みや違和感も、
まだ言葉になっていない願いも、
これから生きてみたい未来も。
ライフコーチング「渡り。」では、
問いと対話を通して、
感情や身体感覚も手がかりにしながら、
自分の内側にあるものを一緒に見ていきます。
答えや正解を示すのではなく、
自分自身への理解と信頼を深め、
自分が生きたい人生を、自分で選んでいくための時間です。
体験セッションを申し込む
ご希望の方は、公式LINEを追加して
「コーチング希望」とメッセージをお送りください。
話したいことが、まだはっきりしていなくても構いません。
まずは体験セッションで、今あるものから一緒に見ていきます。















