THE COACH認定資格 CICP™︎に合格しました
2026年9月、THE COACH ICP認定資格 CICP™︎(Certified Integration Coaching Professional)に合格しました。
2024年にTHE COACHでコーチングを学び始めてから、約2年。
まずは、THE COACHで関わってくださった講師やリードの皆さん、一緒に学んできた仲間、セッションで出会ってくださったクライアントの皆さん、そして僕自身のコーチとして伴走してくださった方へ。
ここまで本当にありがとうございました。
一人で勉強して、一人で試験を受けて取得した資格ではありません。
いろいろな人との対話や実践が積み重なった先に、今回の合格があると思っています。
ひとつの節目を迎えられて、素直にうれしいです。
「コーチングに向いている」と言われたことから始まった
そもそもコーチングを学び始めたきっかけは、自分自身がキャリアに悩んでいた時期に、知人から「コーチングに向いている」と言われたことでした。
その後、あるセラピストの方からも、僕の間合いの取り方や、相手の言葉を一度自分の中に通すような聴き方について、
「人に安心感を渡せるギフトなのではないか」
と伝えていただいたことがあります。
当時の僕自身には、それがコーチングにつながるものなのか、よく分かっていませんでした。
ただ、仕事でもプライベートでも、誰かの話を聞き、その人自身もまだ整理できていないものについて一緒に考えることは、以前から比較的自然にやっていたように思います。
それなら一度、ちゃんと学んでみよう。
そうして2024年、THE COACHでコーチングを学び始めました。

ともに学ぶ人たちに出会った
THE COACHでは、基礎、応用A、応用B、インテグレーションコースと学んできました。
それぞれのコースで、クラスもメンバーも少しずつ変わりました。
その中でも特に大きかったのが、ともに学び続ける人たちとの出会いです。
期間の長かったインテグレーションコース(以後、インテ)の仲間とは、修了した今も交流が続いています。
月に一度オンラインで集まって話したり、互いにセッションをしたり。
「あのセッションでは何が起きていたんだろう」
「自分はなぜ、あの問いをしたんだろう」
そんな振り返りを一緒にすることもあります。
一人で考えているだけでは見えなかったことを、誰かとの対話によって気づく。
それ自体が、コーチングを学ぶ時間だったように思います。
そしてインテの仲間とは、
「メンバー全員がCICPを取得する」という話もしました。
「未完了の完了」として口にしたその言葉も、今回僕がCICPを受けるところまで進む支えのひとつになっていた気がします。
今もまだ、その物語は続いています。
コーチングを学んでも、悩みはなくならなかった
コーチングを学び始めて変わったことのひとつに、自分自身を見る時間が増えたことがあります。
プライベートで何かが起きても、
「なんで自分はこんなに引っかかっているんだろう」
「今、何を感じているんだろう」
「本当はどうしたいんだろう」
と、つい考えてしまう。
悲しいときも、怒っているときも、不安なときも。
気づけば自分にセルフコーチングをしていることがあります。
少し困った職業病です。
コーチングを学んだからといって、人生の悩みがなくなったわけではありません。
むしろ、自分の中で起きていることを以前より見過ごせなくなった気がします。
THE COACHで学んだ中でも、僕にとって大きかったのが、コーチ自身の「自己の器」を広げていくことでした。
相手について知るだけではなく、自分自身の反応や囚われにも気づいていく。
目の前の人と関わるために、自分自身のことも知り続ける。
今では、それもコーチングの実践の一部だと思っています。
THE COACHから、ゲシュタルト、MBTI、LAP、プロセスワークへ
THE COACHで学ぶ中で、僕の関心は少しずつ他の領域にも広がりました。
応用Bとインテグレーションコースの間には、ゲシュタルトコーチングに出会いました。
そこでは、頭で考えた説明だけではなく、「今ここ」で実際に何が起きているのかを見ることに触れました。
身体感覚、呼吸、表情、沈黙。
言葉になっていなくても、その場にはいろいろなものが現れています。
この経験は、その後の僕のコーチングにも大きく影響しています。
ゲシュタルトとの出会いについては、以前こちらの記事にも書きました。

また、自己理解を深めるために、日本MBTI協会の認定ユーザーによるMBTI®のフィードバックセッションも受けました。
インテグレーションコース修了後には、沐舎が主催するLIFE AWARENESS PRACTICE(LAP)にも参加しました。
さらに、プロセスワークを学び始め、2026年8月には日本プロセスワークセンターのプロセスワーク基礎コースを修了しました。
THE COACHから始まった学びが、ゲシュタルト、LAP、プロセスワークへと広がり、またコーチングへ戻ってくる。
CICPの試験を受けたのは、その月の終わりでした。
振り返ってみると、学びも、自分自身の内面も、ぐるっと一周したようなタイミングだった気がします。
「資格を取るための100時間」ではなくなった
CICPの認定には、100時間以上のコーチング実績が必要です。
この「100時間」に対する自分の感覚も、学び始めた頃から少し変わりました。
最初の頃は、資格取得に必要なセッション時間を意識しながら、クライアントを募集していたこともあったと思います。
経験を積むためにセッションをすること自体が悪いわけではありません。
ただ、自分の場合は次第に、「資格を取るためにあと何時間必要だから、クライアントに来てもらう」という順番に違和感を持つようになりました。
それでは、目の前にいる人が、自分の目的を達成するための対象になってしまう。
僕が大切にしたいのは、そういう関係ではありませんでした。
相手を、自分の目的のための「それ」として扱うのではなく、一人の「あなた」として出会う。
そうした関係を、「我―汝」と呼ぶ考え方があります。
クライアントにはクライアントの人生がある。
僕には僕の人生がある。
その二人が、ある時間に出会って、その人の人生について一緒に見ていく。
コーチとクライアントという役割は違っても、人としては対等です。
100時間という数字を達成したことよりも、その時間を重ねる中で、この感覚が少しずつ自分の中に育ってきたことの方が、今の僕には大切に感じられます。そして、その100時間を一緒につくってくださったクライアントの皆さんには、本当に感謝しています。
コーチであると同時に、クライアントでもあった
CICPを受けるまでの期間、僕自身も継続してコーチングを受けました。
2026年3月から7月までの5か月間、一人のクライアントとしてコーチに伴走してもらいました。
また、インテグレーションコースの仲間とも定期的にセッションを行い、あらためてインテグレーションコーチングを実践しました。
スクールを卒業すれば、少しずつ自分なりのコーチングが生まれていきます。
僕自身もゲシュタルトやプロセスワークなど、THE COACH以外の学びから大きな影響を受けています。
それは自然なことだと思います。
一方で、自分のスタイルができていくからこそ、一度THE COACHで学んだ理論や実践に戻ることにも意味がありました。
そして、自分自身がクライアントになることで、
「コーチとして何をするか」
だけではなく、
誰かが一緒にいてくれることが、人に何をもたらすのか。
それを自分自身でも体験することができました。
コーチとして支える側だけではなく、支えてもらう側にもいたこと。
それも今回のCICPまでの道のりでは、とても大きかったと思っています。
CICPの試験を受けて
2026年8月末、CICPの認定試験を受けました。
試験なので緊張しましたし、もちろん合格したいと思っていました。
ただ、試験に向けてTHE COACHで学んだことを振り返り、仲間とセッションを重ね、自分自身もコーチングを受ける中で、2024年から積み重ねてきたものを一度見直す時間にもなりました。
そして9月、合格の知らせをいただきました。
資格を取って完成というわけではありません。
それでも、ここまで歩いてきたものを一度受け取ることのできる、ひとつの節目になりました。
これからも、学び続ける。対話を諦めない。
CICPに合格した今、これからコーチとして何を大切にしたいのか。
今の僕に浮かぶのは二つです。
学び続けること。そして、対話の可能性を諦めないこと。
学び続けるというのは、新しい講座を受け続けることだけではありません。
自分自身の人生で何かが起きたとき、
今、何が起きているのか。
自分は何を感じているのか。
何を守ろうとしているのか。
本当はどうしたいのか。
そうやって、自分自身との対話も続けていくことだと思っています。
僕自身、日常的にAIも使っています。
AIとの対話によって、自分では見えなかった視点に気づくこともあります。
その一方で、人と人が向き合う中でしか生まれないものも、やはりあると思っています。
話している途中で、言葉が変わる。
沈黙の中で、何かに気づく。
さっきまで確かだと思っていたものが揺らぐ。
自分でも予想していなかった言葉が、自分の口から出てくる。
対立や闘いだけではなく、結論を出すための議論だけでもなく、対話によってプロセスが動いていくことがある。
その可能性を、これからも諦めずにいたいと思っています。
人の言葉も、感情も、考えも、瞬間ごとに移り変わっていきます。
だから、誰かをひとつの答えだけで決めつけることはできない。
自分自身についても同じです。
人も、自分も、世界も、ひとつの物差しだけでは測れない。
CICPという資格をひとつの節目として、これからも人と出会い、対話し、学び続けていきます。
最後になりますが、改めて。
THE COACHで関わってくださった講師やリードの皆さん。
基礎からインテグレーションまで、それぞれの時間を一緒に過ごした皆さん。
今も一緒に学び、話し続けているインテの仲間。
セッションで自分の人生を話してくださったクライアントの皆さん。
そして僕自身の人生に、コーチとして伴走してくださった方。
いろいろな人との関わりがあって、今回のCICP合格まで来ることができました。
本当にありがとうございました。
これからも、よろしくお願いします。
ライフコーチング「渡り。」
現在、オンラインでライフコーチング「渡り。」を提供しています。
今の生き方や働き方に、まだうまく言葉にならない違和感があるとき。
考えても同じところを回っているとき。
自分は本当は何を感じていて、これからどう生きていきたいのか、一度ゆっくり見てみたいとき。
対話を通して、その人自身の感覚や願いを一緒に見ていきます。
ライフコーチング「渡り。」

自分の中にあるものを見つめ、
これからを実際の人生でどう生きていくかを探る対話。
「渡り。」では、悩みや違和感だけでなく、
まだ言葉になっていない願いや、これから生きてみたい可能性も扱います。
問いと対話を通して、感情や身体感覚も手がかりにしながら、
その人自身の感覚と思考を大切に、これからを一緒に探っていきます。
答えや行動を急ぐのではなく、
内側で見えてきたものを、仕事や人間関係、創作、暮らしなど、
実際の人生でどう生きていくかまで見ていくライフコーチングです。
ご希望の方は、公式LINEを追加して、「コーチング希望」とメッセージをお送りください。
※体験セッションのみでもご参加いただけます。継続を強くおすすめすることはありません。















