新着記事
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自分の気持ちに嘘がつけなくなってきた─感情に寄り添うという変化
「最近、自分の本当の気持ちに嘘がつけなくなってきた」 そんな実感を抱いたのは、THE COACHのインテグレーションコースが始まってから1ヶ月が経った頃のことでした。 言葉にすることよりも、まず自分の感情に耳を傾ける。 「好きなこと」「やりたいこと」... -
好きなことを信じ続けるために、忘れずにいたい“原点”の話
好きなことを"信じて続ける"ことに気づいたのはいつですか? あの日、ライブ会場で思い出したこと 先日、LOVE PSYCHEDELICOの25周年アニバーサリーライブを観に行った。 彼らの音楽は、デビュー当時からまったくブレていない。 それは"変わっていない"ので... -
コンペ落選後、もう一度描けるようになった理由|創作に戻る心の整え方
作品を仕上げ、提出したあと、私はしばらく何も描けなくなった。 どこかに力を置き忘れてしまったようで、筆を持っても、手が空をつかむような感覚になる。 それは、「落選」という通知が届いた日のことだった。 コンペの結果は、自分そのものではないと知... -
「ヒルマ・アフ・クリント展」感想|命と静寂の対話。東京国立近代美術館で感じた魂のアート
朝の静けさを期待して訪れた東京国立近代美術館は、すでに多くの人で賑わっていました。その中には外国からの来場者も多く、ヒルマ・アフ・クリントという存在が、国境や時代を超えて多くの人の心を惹きつけていることに、静かに驚かされます。 「10の最大... -
描けないときこそ、自分に還る旅が始まる|“止まる”時間の意味
絵が描けない。何も出てこない。 でもそのことに、意外と僕は驚いていなかった。 絵本コンペに向けて筆を取ろうとしたけれど、心がついてこなかった。技術や時間の問題ではない。「なぜ描くのか?」という問いに、今の僕はきちんと立ち返っていなかった。 ... -
藤田嗣治「7つの情熱」展レポ──乳白色と静かな変容の旅
SOMPO美術館で開催中の「藤田嗣治 7つの情熱」展に行ってきました。(※展示は撮影NGなので、この記事にある写真はすべて館外です) 今年は藤田嗣治 生誕140周年記念という節目。全国巡回中のこの展覧会は、彼の画業の核心にある「7つの情熱」 ──「自己表現... -
暗がりにそっと光を置く|静けさに寄り添う生き方とビジョンの記録
日々を歩く中で、ふとした瞬間に、 心の奥にそっと光が灯るような気づきがあります。 それは大きな叫びではなく、静かな確信。 暮らしや仕事や表現のただ中に、静かに現れては、僕らの歩む先を少しだけ照らしてくれるものです。 今日は、そんな僕自身の「... -
【展覧会レポ】柚木沙弥郎「ワクワクしなきゃ、つまらない」展で出会った“無邪気な創造力”
無印良品 銀座6F ATELIER MUJI GINZAで開催中の展覧会、Life in Art 柚木沙弥郎 展覧会『ワクワクしなきゃ、つまらない』に行ってきました! コンパクトな空間ながら、染色作品、リトグラフ、タペストリーに至るまで柚木ワールドがぎゅっと詰まった展示で... -
心の中の“白玉くん”と出会って|サブパーソナリティとの対話と統合の物語
「誤解されるのが、怖いと思ったことはありますか?」 ある日、自分の中からそんな声が響いた。 声の主は、“白玉くん”。僕の中の、とても繊細で、完璧でいようとする部分だった。 「誤解されること」が怖かったのではなく、「誤解される自分」に耐えられな... -
【現代アートって難しい?】岡﨑乾二郎「而今而後」展に行って、“わからなかった僕”が感じたこと
東京都現代美術館で開催中の「岡﨑乾二郎 而今而後 ジコンジゴ Time Unfolding Here」展に行ってきました。 正直に言うと、よくわかりませんでした。 でも、それでも、何かを感じた。 わからないなりに、何かを持ち帰った気がする。 これは、そんな“美術館... -
感情の“揺れ”に寄り添う|ライフコーチとして大切にしていること
人は誰しも、心の中に小さな「揺れ」を持っています。 迷い、不安、喜び、悲しみ。昨日と今日で感じ方が変わることもある。そんなふうに、私たちは静かに、そして確かに揺れながら生きています。 ライフコーチとして活動する中で、この「揺れ」をどう捉え... -
羊と歩いた静かな国──「ふしぎの国の物語」展とオイルパステルの旅
こんにちは。先日、ギャラリーフィルモ主催のグループ展「ふしぎの国の物語」展に参加しました。 展示は静かに幕を閉じ、僕はひとつの小さな物語を胸にしまいました。 羊たちと紡いだ、三つの心象 今回、僕は羊をモチーフに、三つの心象風景を描きました。...