描こうと思っているのに、なぜか手が止まる。
練習しているはずなのに、不安のほうが増えていく。
そんな時、つい
「自分は下手なんだな」
「もっと努力しないと」
って思ってしまいがちですが、実はそれ、あなただけじゃありません。
描けない時にいちばんしんどいのって、
下手なことそのものより、
- 何を頑張ればいいのかわからない
- この方向で合っているのか不安
- ちゃんと前に進んでいるのか見えない
こういう見えなさだったりします。
描けないのは、才能がないからじゃない
この記事で紹介するのは、「読んだらすぐ上手くなる!」という本ではありません。
その代わり、描く前の気持ちに、少し余裕をくれた本の紹介をしたいと思います。
もし1冊だけ選ぶなら、この本から
先に結論を言うと
もし今、「1冊だけ読んでみようかな」と思うなら、
僕は迷わず「絵がふつうに上手くなる本」をおすすめします。
この本は、テクニックを詰め込む本ではありません。
「上手くなるための地図」を、机の上にそっと広げてくれるような本です。
僕自身、描けなくて立ち止まっていた時に読んで、
「今はダメなんだ」じゃなくて、
「積む場所をちょっと間違えていただけかもしれない」
と思えたのが大きかった。
それだけで、描く前の呼吸が少し楽になりました。
知識の本を先に読むと、どうして楽になる?
もちろん、練習は大事です。
でも、方向がわからないまま練習すると、気持ちのほうが先に疲れてしまいます。
知識の本がくれるのは、
- 迷った時のよりどころ
- 「今はここ」と確認できる目印
- 焦った時に戻れる場所
つまり、がんばり続けるための余白です。
練習量は同じでも、消耗が減る。
これって、かなり大きい。
創作の軸になる一冊
絵がふつうに上手くなる本
この本のいちばんいいところは、「何を、どんな順番で積めばいいか」をちゃんと整理してくれるところ。
- センスの話で片づけない
- 才能で線を引かない
- 気合や根性に頼らない
その代わりに、積めばちゃんと変わるポイントを示してくれます。
読んでよかった点
- 何を優先すればいいか分かる
- 迷いが減って、集中しやすくなる
- 伸び悩みを自分責めにしなくなる
こういう人には合わないかも
- すぐ結果だけ欲しい人
- 楽に上手くなりたい人

人物がちょっと怖くなくなる
人物デッサン パーフェクトノート クロッキーで磨く人物描写の上達メソッド
人物って、どうしても苦手意識が出やすいですよね、少なくとも僕はそうです。
情報量が多くて、どこを見ればいいかわからない。
この本は、人物を「なんとなく難しい存在」から「読み取れる構造」にしてくれます。
ここが助かった
- 見るポイントがはっきりする
- クロッキーの意味が分かる
- 失敗の理由が言葉になる
人物を避けてきた人ほど、一度読んでみてほしい本です。

絵にも効く、構成の考え方
プロだけが知っている 小説の書き方
ちょっと意外かもしれませんが、小説の本って、絵にもかなり効きます。
- どこを見せるか
- どこで引くか
- どう気持ちを動かすか
こういう考え方は、イラストや絵本にもそのまま使えます。
読むと変わること
- 作品の芯が見えやすくなる
- 世界観を言葉にできる
- 「なんか弱い」の理由が分かる

絵を見る目を育てる
絵を見る技術 名画の構造を読み解く
上手い絵を見て落ち込む時、ありますよね。。。
でも実は、そこにヒントがたくさんあります。
この本は、名画を感覚だけじゃなく、構造として読む手助けをしてくれます。
得られるもの
- なぜそこに目が行くのか分かる
- 自分の絵を客観的に見られる
- 直す場所が具体的になる

まとめ|焦りは、ちゃんと向き合っている証拠
描けない焦りは、
あなたが真剣に描きたいと思っている証拠です。
だから、無理に押し切らなくていい。
まずは、少し余裕を取り戻す。
- 迷った時の地図を持つ
- 判断できる軸を持つ
- 戻れる場所を作る
そのための本を、ここで紹介しました。
今の自分にいちばん近い1冊から
- 方向に迷っている → 絵がふつうに上手くなる本
- 人物が苦手 → 人物デッサン
- 表現を深めたい → 小説の書き方
- 目を鍛えたい → 絵を見る技術
もちろん、全部読む必要はありません。
タイミングが来たと思ったときに読んでみてください。
自分に還るための静かな対話を。

創作や仕事、そして日々の選択。
どんなときも、私たちの内側には「静かな声」が流れています。
けれど、焦りや比較、外からの期待に追われるうちに、
その声がかき消されてしまうこともあるかもしれません。
コーチングは、
“誰かになる”ためではなく、
“自分に還る”ための対話を大切にしています。
あなたが本来のリズムを取り戻し、心の流れと調和して歩めるように。
こんな想いを抱いていませんか?
- 自分の創作や表現に自信を持てず、立ち止まってしまう
- アイデアはあるのに、形にできず焦ってしまう
- 自分のペースを信じたいのに、比較や不安で揺らぐ
LINEでつながる・体験を申し込む
ご希望の方は、LINEを追加して「コーチング希望」とメッセージをお送りください。
対話のご案内をお送りします。気軽に一歩、踏み出してみてくださいね。
もっと詳しく知りたい方へ
コーチングの詳細や想いをまとめたページをご覧ください。

小さな“気づき”が、
大きな流れの転機になることがあります。
静かに耳を澄ますように、
あなたの内にある声と出会う時間を、ご一緒できたら嬉しいです。
あわせて読みたい:コーチングレポート
Tomorebi
Tomorebiは、Tomo + Komorebi(木漏れ日)から生まれた言葉です。
「光が当たる場所とそこに映る影を描く」ことをテーマに日々の暮らしに寄り添う作品を描いています。
暮らしの中にあるさまざまな景色や抽象的な表現を通じて、新しい景色や感覚を得られたら幸いです。
Gallery Tomorebi










誰かの生活や営みを豊かにしたいという思いから、「Gallery Tomorebi」を始めました。
「Gallery Tomorebi」は、アートを手軽に手に入れることができるギャラリーサイトです。
あなたの暮らしを彩る作品を提供し、毎日の暮らしを豊かにすることを目指しています。
どうぞ、よろしくお願いします。
オリジナルアイテム
猫や動物から花、ピアノなど様々なモチーフを描いた作品をオリジナルアイテムで販売。Tシャツやトートバッグ、スマホケースやアクリルスタンドを展開しています。
オリジナルTシャツ












「ピアニストの夜」グッズ












- トートバッグ (Lサイズ):機能的でスタイリッシュ、本や譜面を持ち運ぶにも便利。
- サーモタンブラー: お気に入りの飲み物の保温に最適。
- アクリルブロック:デスクや棚に飾って、アートを楽しむ。
最新情報はSNSをフォローしてください♪
最新情報はX(旧Twitter)で、最新のイラストはInstagramでチェックしてください!
















