森へ帰る|思考がほどけ、自分のリズムを取り戻した日のこと

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思考がほどけ、自分のリズムを取り戻した日のこと

深い木々の影の中に、一歩踏み込むだけで空気が変わった。

久しぶりに森を歩いたのだけれど、
その感覚はどこか“旅”というより帰宅に近かった。
家に帰ったときみたいに、呼吸が勝手にゆるむ。

目次

はじめにゆるんだのは、思考だった

森に入ると、まず呼吸が深くなった。
次に肩の力が抜け、最後に“思考の詰まり”がすっとほどける。

人工物の鋭い刺激がほとんどないからか、
森の空気は火で沸かした湯のようにまろやかで、身体がそれをすぐに察知する。

回復したのは、心よりも思考。
頭の中の密度がゆっくりと薄まっていく感じがあった。

森の色は、思考の硬さを削いでくれる

歩いていて惹かれた色は、深い緑。
足元を覆う落ち葉、赤や黄色に染まった枝葉。
そして、苔の明るい緑。

色を見つけるたびに、
“考えごと”が小さくなり、視界に余白が生まれていく。

植物が発する成分(フィトンチッド)は、気持ちを落ち着かせる作用もあるらしい。
そんな専門知識がなくても、ただ色を眺めるだけで十分だった。

「粒3:波7」──森の速度に同調していく

森の中の自分を比喩で表すなら 粒3:波7

粒=タスクや思考の速度。
波=呼吸や感覚のひろがり。

森のリズムに触れていると、
自然と波が優位になっていき、
“透明に溶ける”ような感覚が訪れる。

樹々の間を見上げると、
境界線がやわらかくなり、自分と森の境界線がゆっくり曖昧になる。
森と自分が少しずつ馴染んでいく。

森がそっと告げた「独りになれ」

歩いていて、ふとひと言だけ浮かんだ。

「独りになれ」

孤立しろという意味ではなく、
“自分の呼吸に戻れ”
という小さなメッセージのように感じた。

風が吹くたび、落ち葉がサラウンドのように響く。
その自然の音が、思考のざわめきを静かに上書きしてくれた。

夜の静けさは、まさにあの瞬間の感覚に近い。

持ち帰ったのは、音のある静けさ

森から戻ってきたあとも、余韻は長く残った。

それは“無音の静けさ”ではなく、
葉の音や風の気配がふわりと感じられるような、音のある静けさ

その静けさがあると、
自分のリズムがとても分かりやすくなる。

“次は川のある森へ行きたい”と思ったのも、
その延長線のような気がしている。

森は「癒し」だけではなく、本来の速度に帰る場所

今回の散歩で感じたのは、
森は「疲れを癒す場所」だけではなくて、
本来の速度に帰る場所だということ。

  • 自分のペースを取り戻したい
  • なんとなく思考が詰まりがち
  • 心の空気を入れ替えたい
  • 静けさの中で考えたいことがある

そんなとき、森のリズムはとてもよく効く。

そして、こういう小さな速度の調律は
日常でも続けられたらいいなと思う。

静けさのための時間としてのコーチング

森で感じた静けさや、
思考がほどけていくあの感覚は、
日常に戻ると、案外すぐに薄まってしまう。
人の生活って、そんなに簡単に一定ではいられないから。

だからこそ、
ふっと立ち止まる瞬間がどこかで訪れたら、
そのときに、あなた自身の声が少しでも聴こえやすくなりますように。

もし一人で整えるのがむずかしい時期が来たら、
そのリズムに合わせながら話を聴く時間も用意しています。

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自分に還るための静かな対話を。

創作や仕事、そして日々の選択。
どんなときも、私たちの内側には「静かな声」が流れています。

けれど、焦りや比較、外からの期待に追われるうちに、
その声がかき消されてしまうこともあるかもしれません。

コーチングは、
“誰かになる”ためではなく、
“自分に還る”ための対話を大切にしています。

あなたが本来のリズムを取り戻し、心の流れと調和して歩めるように。

こんな想いを抱いていませんか?

  • 自分の創作や表現に自信を持てず、立ち止まってしまう
  • アイデアはあるのに、形にできず焦ってしまう
  • 自分のペースを信じたいのに、比較や不安で揺らぐ

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大きな流れの転機になることがあります。

静かに耳を澄ますように、
あなたの内にある声と出会う時間を、ご一緒できたら嬉しいです。

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