板橋区立美術館「2024イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」鑑賞レポート

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今年も、板橋区立美術館で開催されている「2024イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」を鑑賞してきました。この展覧会は毎年夏の楽しみであり、訪れるたびに新たな感動と発見に心が震えます。

目次

ボローニャ国際絵本原画展について

板橋区立美術館
2024イタリア・ボローニャ国際絵本原画展

イタリアのボローニャで開催される「ボローニャ・チルドレンズ・ブックフェア」に伴って行われる「ボローニャ国際絵本原画展(Illustrators Exhibition)」は、児童書の最新トレンドと未来を感じ取ることができる素晴らしい場です。新人イラストレーターたちの登竜門としても知られ、多くの才能がここから羽ばたいていきます。

イタリア・ボローニャ国際絵本原画展 概要

ボローニャ・チルドレンズ・ブックフェア (Bologna Children’s Books Fair/以下、BCBF) は、毎年春にイタリア北部のボローニャ市で行われる児童書専門の見本市です。1964年に始まり、今年61回目が開催されました。見本市では、出版社による版権の売買のみならず、展覧会や講演会をはじめとする文化イベントが多数行われ、児童書の新たな企画を生み出す場として世界中から注目されています。
ボローニャ国際絵本原画展(以下、ボローニャ展)は、BCBFが主催するイラストレーション・コンクールの入選作品を展示するものです。1967年にはじまった本コンクールは、出版・未出版を問わず、子どもの本のために制作した作品(5枚1組) があれば応募することができるため、新人作家の登竜門としても知られています。国籍の異なる4~5人の審査員は毎年入れ替わり、厳正な選考が行われます。また選考においては実験的な試みが積極的に受け入れられ、多様性が重視されます。2024年には、81の国と地域・3,520名の応募から346名のファイナリストが選出され、最終審査の結果、32の国と地域・78名が入選しました。
本展は単なる展覧会というだけでなく、イラストレーションの現在や今後の動向、また多様な表現を広く紹介するとともに、新しい才能との出会いの場でもあります。

https://www.city.itabashi.tokyo.jp/artmuseum/4000016/4001836/4001848.html

今年は試験的に写真撮影も許可されており、マナーを守りながらその美しい作品を記録に残すことができます。

アーティストの個性

今年の展示では、ミクストメディアやデジタルコラージュの作品が増加する中、インクや色鉛筆を使った作品が多く見られました。特に、水彩の柔らかな表現が目立ち、どこか懐かしさを感じさせるアナログ感の強い作品が多くありました。

何度かこの原画展に応募しており、毎回新たな刺激を受けています。受賞作品を観るたびに「自分は何を迷っているのだろう」と感じ、自分の信じる道をもっと強く信じていいのではないかと思います。

今年も、自分が出展者のつもりで何度も展示を巡り、特に歴史や文化を伝える作品が多かった印象を受けました。それぞれの国の逸話や戦争の記憶、アンリ・マティスを題材にした作品もあり、アーティストたちのルーツや背景が作品に深みを与えていました。

この国際原画展で求められるヒントが、そこにあるのかもしれません。

展覧会情報

2024イタリア・ボローニャ国際絵本原画展

展覧会名
2024イタリア・ボローニャ国際絵本原画展
2024 Bologna Illustrators Exhibition

開催期間
2024年7月2日(火曜日)~8月12日(月曜日・振替休日)

休館日
月曜日、7月16日(火曜日)
(但し7月15日(月曜日・祝日)、8月12日(月曜日・振替休日)は開館)

開館時間
午前9時30分~午後5時
(入館は午後4時30分まで)

会場
板橋区立美術館

Webサイト
https://www.city.itabashi.tokyo.jp/artmuseum/4000016/4001836/4001848.html

展示会後記

板橋区立美術館を訪れるたびに感じる新築の木の香り、綺麗な佇まいとシンプルな空間がとても好きです。美術館の近くにある公園もすっかり夏の風情を感じさせてくれます。

今年も、鑑賞後に近くのお店でソフトクリームを食べるのが恒例となっています。その甘さが、夏の訪れをさらに感じさせてくれました。

ぜひ、この素晴らしい原画展に足を運んでみてください。そこには、きっと心に響く感動と、新たな発見が待っています。

過去のイタリア・ボローニャ国際絵本原画展

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