感動の夏夜:志の輔らくご『牡丹灯籠 final』舞台鑑賞

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先日、落語家・立川志の輔さんの「本多劇場プロデュース 志の輔らくご in 下北沢『牡丹灯籠 final』」を鑑賞してきました。その感動をお伝えしたいと思います。

目次

夏の風物詩、牡丹灯籠

「牡丹灯籠」は、明治時代に三遊亭圓朝さんが25歳の頃に創作した怪談噺です。そして、「志の輔らくご in 下北沢『牡丹灯籠 final』」は、下北沢の夏の風物詩として親しまれている舞台です。この舞台は、本多劇場プロデュースによって送り届けられるもので、円朝さんが130年以上前に作った長編「牡丹灯籠」を2時間半(実際は3時間半)に渡って楽しむことができる素晴らしい演目でした。

2006年の初演から毎年、夏の恒例として上演されてきたこの舞台。その間には毎年少しずつの変化が加えられながらも、15年間もの間、上演され続けてきました。

晴れの日も雨の日も風の日も、そして台風の日さえも。多くのお客様が集まり、そしてなんと今年で上演100回目を迎えました。この節目を迎えて、一旦の区切りを迎える決断がされたそうです。

志の輔らくご in 下北沢『牡丹灯籠 final』

本多劇場内はまるでお祭りのようで、歴代のイベントの手拭いが壁一面に展示されていました。今年の手拭いを購入し、自分の名前を入れていただきました。その手拭いが、今後の私の宝物となることでしょう。

志の輔さんの存在感は、会場全体の雰囲気を変えるほどの力を持っていました。話す間の取り方、その表情、そして声の使い方。それらが絶妙に組み合わさり、観客を引き込んでいきました。私が鑑賞したのは第94回目の上演でしたが、それでもその圧倒的な存在感に圧倒されました。

約3時間半にわたる長い公演でしたが、その時間があっという間に感じられました。緻密なストーリーテリングと、志の輔さんの魅力的な演技によって、飽きることなく引き込まれていました。そして、幕が降りた後には、お土産の団扇の宣伝を忘れて再び志の輔さんが登場するハプニングがありましたが、それも会場全体を笑顔で包み込む素敵な瞬間でした。

『牡丹灯籠 final』
団扇&手拭い

最後に

「本多劇場プロデュース 志の輔らくご in 下北沢『牡丹灯籠』」は、夏の風物詩として愛され続けてきた舞台で、130年以上前の作品が現代に蘇ります。歴史的な要素と現代の魅力が見事に組み合わさった素晴らしい作品であり、志の輔さんの力強い演技が作品を一層引き立てています。私自身、感動と興奮に満ちた時間を過ごすことができました。

志の輔らくご in 下北沢『牡丹灯籠 2019』
DVD&手拭い

2020年には映像化されています。
ぜひ多くの方にもこの魅力を体験していただきたいです。

最後に流れた憂歌団の「胸が痛い」も良かったです。

Tomorebi

Tomorebiは、Tomo + Komorebi(木漏れ日)から生まれた言葉です。
「光が当たる場所とそこに映る影を描く」ことをテーマに日々の暮らしに寄り添う作品を描いています。
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