今夜の菊之丞さんは格好良かった
初めての落語会で、初々しい雰囲気が漂っていました。
前座の金原亭駒平さんが登場した後も、出囃子が流れ続けていたため、「これをBGMでやるんじゃないんでフェードアウトでお願いします（笑）」というやりとりがありました。
駒平さんの声は聞きやすく、今後も活躍が期待されます。
寿 第一回湯島落語会 古今亭菊之丞 独演会 演目（2022/09/17）
- 金原亭 駒平
- 元犬
- 古今亭 菊之丞
- 唐茄子屋政談
- 古今亭 菊之丞
- 淀五郎
ここからはただの僕の妄想ですが、菊之丞さんがあえてこの演目を選んだのかと思って聞いていました。
初めての落語会で、キャパシティは100名くらいかと思ったのですが、席を振り返ると50名も入っていなかったかもしれません。当日券も残っていたり、仲入りで前列の団体さんが帰ってしまうなど、思わぬ出来事がありました。
古今亭菊之丞さんほどの噺家でもこんなことがあるのかと勝手に心配してしまいました。
仲入り後の大トリ、黒の着物を着てビシッとキメた菊之助さんが始めた「淀五郎」。
出世に浮かれることなく、真剣に取り組むことを論じられた歌舞伎役者の哀歓を描いた名作でした。
第一回の寿公演の大トリをしっかりと務め、熱演した菊之丞さんは格好良かったです。
僕と菊之丞さん
初めて菊之丞さんの落語を聞いたのは湯島天神から少し下ったところにある鈴本演芸場でした。
去年の夏のことです。
その時の演目は「初天神」で、とろ〜りとした蜜が美味しそうでした。
そして今回の湯島落語会を知り、何かの縁を感じて参加した次第です。
僕と湯島天神
以前勤めていた会社が湯島天神の目と鼻の先（と言うよりその隣に）にあり、毎日のように通っていました。
それ以降も、何かあると湯島天神に来たり少し先の神田明神まで歩いたりしています。
当日は御徒町から歩いて男坂の方から向かいました。
途中で珍しい色をした鳩がいて写真を撮っていたら、「その子たちいつもいるのよ〜」と女性が颯爽と歩いていたのが印象的でした。
湯島落語会の発展を心よりお祈りしております。
また、「湯島」って良いですよね、それだけで箔がある（笑）
Tomorebi
Tomorebiは、Tomo + Komorebi（木漏れ日）から生まれた言葉です。
「光が当たる場所とそこに映る影を描く」ことをテーマに日々の暮らしに寄り添う作品を描いています。
暮らしの中にあるさまざまな景色や抽象的な表現を通じて、新しい景色や感覚を得られたら幸いです。
Gallery Tomorebi
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