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深遠な体験「大地に耳をすます 気配と手ざわり」をレビュー
東京都美術館で開催されている展示会『大地に耳をすます 気配と手ざわり』を訪れました。地下に広がる会場に足を踏み入れると、エスカレーターで降りる瞬間から日常の境界を越え、大地の奥深くに入り込むような感覚が私を包み込みました。まるで地球の心臓... -
ジャン=ミッシェル・フォロンの空想世界へ:東京ステーションギャラリーでの感動的な旅
東京ステーションギャラリーで開催中の「空想旅行案内人 ジャン=ミッシェル・フォロン」展を訪れ、その静かで深い世界に心が震える思いをしました。フォロンの作品は、見る者を壮大な空想世界へと誘い、自由な想像力の翼を広げてくれます。 空想旅行案内... -
板橋区立美術館「2024イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」鑑賞レポート
今年も、板橋区立美術館で開催されている「2024イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」を鑑賞してきました。この展覧会は毎年夏の楽しみであり、訪れるたびに新たな感動と発見に心が震えます。 ボローニャ国際絵本原画展について 板橋区立美術館2024イタリ... -
内藤礼『生まれておいで 生きておいで』展|東京国立博物館で辿る巡礼の旅
東京国立博物館で開催中の「内藤礼 生まれておいで 生きておいで」展。この展示は、心の奥底に響く感覚の巡礼の旅でした。静かで澄んだ光が差し込む展示室に足を踏み入れた瞬間、日常の喧騒が遠のき、時間が止まったかのような感覚に包まれました。 内藤... -
宇野亞喜良展 AQUIRAX UNO:70年の軌跡とイラストレーションのレジェンドの世界
東京オペラシティ アートギャラリー で開催した「宇野亞喜良展 AQUIRAX UNO」を観賞してきました。キャリア70年の超巨匠の大回顧展は、全イラストレーター必見の圧巻のスケールでした。 『あぁ、宇野亞喜良さんみたいになりたい』と思った人は私だけではな... -
安井仲治展:日本写真の金字塔を辿る20年ぶりの回顧展
日本写真史において傑出した存在として知られる安井仲治(やすいなかじ/1903-1942)の20年ぶりとなる回顧展「生誕120年 安井仲治 僕の大切な写真」が東京ステーションギャラリーで開催されました。今回はこの回顧展で感じたことをレポートしたいと思いま... -
PLAY w/ HOKUSAI:虎ノ門のアートクルーズギャラリーで北斎の世界を満喫!
先日、東京の虎ノ門ヒルズにオープンした「art cruise gallery by Baycrew’s(アート クルーズ ギャラリー バイ ベイクルーズ)」で開催されている「PLAY w/ HOKUSAI」に足を運んできました。その感動をお伝えしたいと思います。 アート クルーズ ギャラリ... -
マティスの自由なフォルム:晩年の巨匠の美を切り紙絵からヴァンス礼拝堂まで
国立新美術館で開催されている「マティス 自由なフォルム」展に行ってきました。この展示会では、マティス晩年の大作が3つも展示されており、特に注目されています。 1つ目は「切り紙絵」の手法で、後に図版とテキストで構成された書物『ジャズ』として出... -
SHOGEN個展「今日、誰のために生きる?」に魅了されて
先日、三井住友銀行東館で開催されているペンキ画家SHOGENさんの個展に行ってきました。その名も、「今日、誰のために生きる?」。アーティストの世界へ足を踏み入れると、そこには心を温かく包み込む作品がずらりと並んでおり、心が喜びに満ちていくよう... -
「おやすみまくら」原画展:牧野千穂の優しい世界へ
先日、大好きなイラストレーター、牧野千穂さんの「おやすみまくら」原画展に足を運んできました。ギャラリー山陽堂で心に響いた素晴らしい作品と展示の魅力をお届けします。 おやすみまくら 牧野千穂:優しさと深みを描く画家 本展は2年前に訪れた「森は... -
印象派展 2024 をレポート!ー 印象派の魅力に触れる旅 ー「印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵」
第1回印象派展から150周年を迎える2024年、東京都美術館で開催されている「印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵」の展覧会に足を運びました。この展覧会は、印象派がヨーロッパからアメリカへ広がった影響を追い、ウスター美術館の貴重なコレク... -
チェコの風が吹く美術館で─「出久根育展 チェコからの風 静寂のあと、光のあさ」を巡る感動の旅
武蔵野市立吉祥寺美術館で開催されている「出久根育展 チェコからの風 静寂のあと、光のあさ」に行ってきました。今回はその展覧会の感想や見どころ、トークショーの内容を元に、出久根育さんの素晴らしい世界に触れてみたいと思います。 展覧会概要「出久...