広い公園の中にある美術館です。
埼玉県はコロナによる自粛レベルが一つ低いため美術館は開館しています。
館内の特徴に「今日座れる椅子」として多種多様なデザインチェアーの設置があります。「バタフライ・スツール」「ネルソン・マシュマロ・ソファ」「マリリン」などなど、館内を歩くだけでも発見があります。
椅子といえば今回のコレクション展には倉俣史朗さんの名作「ミス・ブランチ」もありました。脱線しますが、この「ミス・ブランチ」、普段は絵画展を中心に巡っているので『あれ、実物は初めて見るかも?』と思います(実際は何度も観ています)。
ということで、今回のコレクション展は日本画から西洋絵画、プロダクトまで様々な作品が展示されていました。
印象派の作品からゆったりと現代アートまで観てまわったのですが、やはりアートは大事なんだなと思いました。心が洗われる思いです。ピサロやシニャック、レオナール・フジタ(藤田嗣治)などの作品を間近に観ることで制作意欲が戻ってきます。
そういえば先日観に行った小村雪岱の肉筆画がありました。ここが所有していたんでしたよね。
芸術は不要不急であるとは誰が決めるものなのでしょう。
少なくとも芸術は生きる糧になると思います。