石岡瑛子 血が、汗が、涙がデザインできるか

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視座と熱量

回顧展のチラシを見つけるまで石岡瑛子さんのことは知りませんでした。展示作品(仕事)の中にはデザイン本によく掲載されているものがあり「あっ、これもそうなんだ」と、始めのうちは気軽に鑑賞していたのですが・・・。

全ての展示を見終わった後にドッと疲れが出ました、パワーに圧倒されたのです。熱量がとても強く、それが作品を通して伝わってきて「熱量の渦」の中に放り込まれたようでした。

会場の中ではずっとインタービューの音声が流れていました。だんだんと聞いているうちに「自身を語れる」ことに対して萎縮してしまいました。

視座が違う、視座の高さに言葉がでなくなってしまったのです。社会的にどうあるべきか、どんなメッセージを自分の中に持っていて、何を社会に伝えたいのか。

自分の軸と社会的な意義、クリエイターとしての責務。
職種問わず、卓越した人ほど広い世界を観察し「自分と社会の関わり方」を考えています。

ここまでの高さで「自分と世界」を俯瞰し情熱を燃やさなければ、自分の置かれたステージが変わらないのだと思いました。自分を奮い立たせる日になりました。

東京都現代美術館

リニューアルオープンしてから初めて訪れました。広い敷地の中にある洗礼された外観です。

内観

ファッションデザイナーの皆川明さんがこの廊下でファッションショーを開催したことは記憶に新しいです。
インフォメーションなど所々がウッド調で優しい雰囲気でした。
東京都が運営しているので多くの人が訪れる憩いの場となっていました。

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