#15 暮らしの音

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短編絵画

日曜日は音楽をかけない。
外の世界は私を私以上にさせようと催促するようだ。

私は静寂に包まれながら、作り置きのおかずを料理する。
カボチャの皮は厚く硬い。
包丁がまな板に落ちる音。
キシキシと唸るカボチャ。
コンロの熱気。
台所の匂い。

暮らしの音は私を癒してくれる。
マイナスになった心をゼロに戻してくれる。
何者でもない姿になり、私は安らぐ。

何者にもなる必要はない。
何も特別なことをする必要もない。
日々の暮らしを生きる豊かさ。

そう思えることが実りのある暮らしになる。

暮らしの音

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