こんにちは!
先日、埼玉県立近代美術館で開催中の企画展「メキシコへのまなざし」展に、ふらっと立ち寄ってきました。 正直なところ、特別な目的があったわけでもなく、公園を散歩している延長で「ちょっと寄ってみようかな」という感じだったんです。
でも、結果的に想像以上に心を動かされる体験になったので、今回はその様子をシェアしたいと思います!

《月の壁》
展示で出会った、心に刺さった作品たち

《いしぶみ》

《カーニバル66》
ふらっと入ったにもかかわらず、いくつもの作品がビビッときました。 中でも印象的だったのは・・・
- 芥川(間所)紗織《大木にハサマレタ若い神》
- 利根山光人《いしぶみ》《カーニバル66》
- 岡本太郎《月の壁》
- 福沢一郎《埋葬》《メキシコの男》
- フランシスコ・トレド《コヨーテとこおろぎのたわむれ》
- ホセ・グアダルーペ・ポサダ《骸骨フランシスコ・マデロ》《群衆》

《骸骨フランシスコ・マデロ》

《群衆》
特にポサダの版画作品は、風刺が効いていて、今見ても新鮮な力を持っていました。 メキシコの歴史や社会を鋭く切り取ったその表現は、どこか現代にも通じるものを感じさせます。
メキシコ美術、想像以上のパワー
展示を見ていて驚いたのは、メキシコ美術からインスパイアされた”パワフルさ”と”鋭い風刺精神”です。

《Poisson d’Avril(四月馬鹿).》

《顔》

《メキシコの男》

《埋葬》
鮮やかな色彩、シュルレアリスムやキュビズムをベースにした作風。 そして古代文明や革命の歴史を背景にした、強いメッセージ性。
日本ではあまり知られていないかもしれないけれど、世界のどこにも負けない熱量を持ったアーティストたちがいることに改めて気づかされました。そして日本人画家もこれらのパワーに強い影響を受けていたことが伝わってきます。
「芸術の自由」を感じた瞬間
美術館の外では、ちょっと面白い光景にも出会いました。
公園の入り口で、おじさんがトランペットで「蛍の光」を吹いていたんです。
それを聞いたとき、ふっと胸が温かくなりました。
『これも芸術だな』って。
誰に頼まれたわけでもない、誰かに評価されるためでもない。 ただただ自由に、表現する喜び。
それが、今回の展覧会で感じたメキシコ美術の”自由さ”とも自然につながって、なんだかとてもいい気持ちになりました。
美術館と公園、どちらも素敵な時間
埼玉県立近代美術館は、北浦和公園の中にあります。
緑が豊かで、広々とした空間に子供たちがたくさん遊んでいて、それでも窮屈さを感じない開放感がありました。 美術館でアートを楽しんだあと、自然の中でぼーっとする。 そんな贅沢な時間が過ごせる場所でした。
ふらっとでも、アートは心に残る
今回、特に大きな期待もせずふらっと立ち寄った「メキシコへのまなざし」展。
でも、展示された作品たち、外で出会ったトランペットおじさん、緑あふれる公園・・・ その全部が、心に小さな火を灯してくれました。
メキシコ美術に少しでも興味がある人、ふらっと何か新しい刺激を探している人、ぜひ立ち寄ってみてください。
きっと、思わぬ発見があるはずです。

《コヨーテとこおろぎのたわむれ》
展覧会情報
展覧会名
メキシコへのまなざし
開催期間
2025年2月1日(土) ~ 5月11日(日)
※会期中一部展示替えがあります。
前期:2月1日(土)~3月23日(日)
後期:3月25日(火)~5月11日(日)
開館時間
10:00 ~ 17:30 (展示室への入場は17:00まで)
休館日
月曜日(ただし、2月24日、5月5日は開館)
会場
埼玉県立近代美術館
Webサイト
https://pref.spec.ed.jp/momas/2025eyes-on-mexico

ふらっと立ち寄る勇気、大事。
それではまた!
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