歩みつつ振り返る、東博150年の国宝たち

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東博150年を追体験する

やりました!
東京国立博物館創立150年記念 特別展「国宝 東京国立博物館のすべて」

もう事前予約制なのでチケット争奪戦で公式サイトからだとアクセスしないなど・・・
様々な困難を経てやっと取れました(笑)

明治からの東博の歩みを追体験する展示なのですが、まぁ混んでる。。。
平日の朝イチのチケットを取れたのですが敷地の外まで人が並んでいる。
日時指定とは?と思ってしまうほど来場者が多いんですね。

特に人気に一役かったのが「国宝刀剣の間」だったのではないでしょうか?刀剣ブームもあってファンの方も多かったようです。確かに三日月宗近は綺麗な刃渡りで美しかったです。

個人的に残念だったのが会期の後半だったので「松林図屛風(長谷川等伯 筆)」を鑑賞できなかったことです。あの幽玄な世界、時間の遠近の風景をもう一度!!!・・・っと思ったらなかった(苦笑)
代わりと言うと失礼ですが「檜図屛風(狩野永徳 筆)」を拝むことができました。

すでに混み合っていたので洛中洛外図屛風を観たらいつもの如くひたすら奥へ奥へと行きました。
そしたら後半の後半に良いものがありました(国宝ではないですが)。

  • 渡辺省亭
    • 近年また評価が上がっているのですが生で観れるのは初めてでした。
    • 山桜、山茶花、鳥の描写、色の溜まり方が何とも美しい作品が並んでいます。
  • 酒井抱一
    • 夏秋草図屏風
    • 風神雷神図屏風と対比する作品で燻銀でカッコいい作品です。
      • 天上界の神と地上の自然の対比
    • よーく観ると草や葉が幽玄のように見え空気を描いているのがわかります。
  • 葛飾北斎
    • ブルシアンブルーの綺麗な世界観。
    • 北斎ってあの時代では天才的な画家だったと改めて思いました。

国宝とこれから

見返り美人図(複製)
菱川師宣筆

展覧会最後の作品は「見返り美人図」が来場者を見送ります。
前を歩きつつも後ろ振り返る、東博の150年を追体験の最後に相応しい作品ですね。
テキスタイルがとても美しくキラキラした作品でしたよ。

展覧会情報(事前予約制)

展覧会名
東京国立博物館創立150年記念 特別展「国宝 東京国立博物館のすべて」

開催期間
2022年10月18日(火)~12月11日(日)

開館時間
午前9時30分~午後5時
※金曜・土曜日は午後8時まで開館

休館日
月曜日

会場
東京国立博物館 平成館

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